子供の成長曲線とは、子供達の身長や体重のデータを集計して、年齢と月ごとの平均値と標準偏差をグラフ化したものです。
最近は、自分の子供の身長・体重の測定値を記載できる成長曲線をインターネットでダウンロードすることもできるので、親としては是非とも活用したいものですよね。
親なら誰しも、自分の子供が大きく健康的に成長してほしいと望みますが、よく、子供が低体重児として生まれたので成長曲線の一番下からも外れてしまって悩んでしまうという方もいるようです。
でも、成長や発達は早ければいいというわけではなくその子なりの成長が見られればいいわけですから、あくまで一つの目安として活用してほしいですね。
特に身長などは高校生になってから急に伸びる人もいるくらいですから、あまり早いうちから色々と気にすることはないですよ。
子供の成長曲線をつけることは、単に子供の成長過程を知るというだけではなく、成長ホルモンや甲状腺ホルモンの分泌不全・染色体異常によるターナー症候群など、小児期に発症する可能性のある疾患の発見につながる場合もあるので、継続してつけることが大切です。
それ以外にも子供の成長曲線は、親の虐待・養育放棄(ネグレクト)・摂食障害・肥満など、子供にとって命にかかわるような異常な事態を早期発見するということでも役立っているんですよ。
そのため最近では、日本小児科学会も成長曲線の奨励を始めたそうです。
成長曲線をつけるのは小児期の頃だけではなく、18歳くらいまでつけるのが理想的だと言われています。
子供の成長曲線をつけることで、子供の身体的成長はもちろん精神的な成長も大切にして、その時々でその子にあった対応をしてしていってくださいね。
子供の成長痛とは、3歳くらい~小学校低学年くらいの子供に多く見られるものです。
痛みをうったえる場所は主に膝関節ですが、その他にもふくらはぎ・太もも・かかと・足の関節やつけ根などの場合もあります。
子供の成長痛の特長は、夕方~夜(就寝前など)になると痛みを訴えるものの、朝になると何事もなかったようにケロッとして、病院で検査をしても原因が見つからないということです。
子供の成長痛の原因は、骨の成長に筋肉が追いつかず痛むということ以外に、精神的な要因もあるようです。
幼児期から成人になるまでの時期は、心身共にとてもデリケートな時期です。
子供の成長にともなって体内のホルモンや神経のバランスも大きく変わるので、その変化に体がうまく対応できず、ちょっとしたことでもイライラする・憂鬱になるなど、精神面の変化も見られるようになります。
乗り物酔いしやすくなるのもこの時期に多いですよね。
でも、成長痛は子供の成長とともに治るものなので、基本的には薬などは使わず放っておいて大丈夫だと言われています。
薬は日常生活に支障が出るほど痛みがある場合以外は使用しない方がいいと言われていますが、昼間も痛がる・歩き方がおかしい・だんだん痛みが強くなるような時には、一度整形外科を受診して適切な指示を受けましょう。
また、小学生高学年から中学生・高校生くらいのスポーツをする子供でも成長痛をうったえるケースがありますが、成長痛の中でも注意が必要なオスグット病やバナー病などの場合もあるので、医師の診断を受けましょう。
成長痛で大切なことは、家族が子供の痛みを理解してあげるということです。
成長痛は子供なら誰にでも起こり得ることだからと子供のうったえを無視するのではなく、きちんと声をかけてあげて痛むところを暖めたりマッサージしてあげたりなど、親子間で基本的なスキンシップを図ることが後々の成長のためにも大切です。